fsckコマンド
【説明】
ファイルシステムのチェックと修復を行う際に使用します。
fsck はデフォルトの動作として /etc/fstab に書かれているファイルシステムを逐次的にチェックする。これは -As オプションを指定した場合の動作
と
同じである。fsck の返り値は、以下の状態を表す数の和となる。
0 - エラーなし
1 - ファイルシステムのエラーが修正された
2 - システムをリブートする必要がある
4 - ファイルシステムのエラーが修正されないまま残っている
8 - 操作エラー
16 - 利用法・文法のエラー
32 - fsck がユーザ要求によってキャンセルされた
128 - 共有ライブラリのエラー
複数のファイルシステムをチェックした場合の返り値は、チェックした各ファイルシステムの返り値に対して、ビットごとの OR をとったものになる。
【構文】
fsck [オプション] [ファイルシステム]
例 /dev/hda1のファイルシステムのチェックと修復を行う。
[root@localhost ~]# fsck /dev/hda1
fsck 1.35 (28-Feb-2004)
e2fsck 1.35 (28-Feb-2004)
/dev/hda1 is mounted.
WARNING!!! Running e2fsck on a mounted filesystem may cause
SEVERE filesystem damage.
Do you really want to continue (y/n)? yes
/boot: recovering journal
/boot: clean, 40/26104 files, 15254/104388 blocks |
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