tracerouteコマンド
【説明】
tracerouteは、あるホストから別のホストまでのネットワーク経路をリスト表示するコマンドだ。ここでいう経路とは、ホスト間を接続するルータ(ゲートウェイ)という意味で、経路上にどのようなルータが位置しているかを表示する。
tracerouteコマンドを使用すると、途中でどのようなゲートウェイを経由しているのかを調査することができ、その結果としてネットワーク障害が発生した
ときなどに、どこで回線障害が発生しているのかを特定しやすくなります。また、ポートスキャンなどの攻撃を受けた際にも、tracerouteコマンドを利用す
ることで、攻撃者が一体、どのような経路で自分のコンピュータまで到達したのかをある程度把握することもできます。
【構文】
traceroute [オプション] [ホスト名/IPアドレス]
例 経路調査を実施する。
[root@localhost ~]# traceroute 192.168.0.200
traceroute to 192.168.0.200 (192.168.0.200), 30 hops max, 38 byte packets
1 test01 (192.168.0.200) 0.106 ms 0.353 ms 0.353 ms |
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